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仕事のこと・タイのことを中心に細々と日記をかいてます。
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ちょっと真面目に内部統制ネタでも。


金融庁の企業会計審議会 内部統制部会による内部統制報告制度の見直し作業について、一つの方向性が出たようです。


6月10日付けIFRSフォーラムの記事:
簡素化・明確化が鮮明に 内部統制報告書から「重要な欠陥」が消える


上記記事タイトルには「重要な欠陥」と言う文言が報告書から消えることをピックアップしていますが、むしろ僕が気になる内容は、1.レビュー化の否定、 2.中堅・中小上場企業に対する緩和策の検討 についてでしょうか。


1.レビュー化の否定については、今ある内部統制監査制度を数年で改めると言うのは、今までに投資してきた内部統制適応コストの投資損を意味すると思いま す。 経営者の作成した内部統制報告書を監査人がレビューするにとどまると言うことは、一見するとコスト削減に利するように思われますが、
金融庁の報告書にあるように、欧州各国のレビュー制度はガバナンス法規の厳格適応ですから、また新たなコストが発生するでしょうね。


2.中堅・中小上場企業に対する緩和策の検討については、さしたる方向性を出せなかったという理解でいいのでしょうか? 謎だ。
対象となる企業の定義を放棄したのであれば、緩和策の具体的検討が始まらない気がするのは僕だけでしょうか。


うーん。


では。




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